三十二、日顕上人は、少欲知足の精神を忘れて腐敗堕落の
元凶となっているのではないか





　創価学会は、日顕上人が芸者遊びや温泉豪遊（ごうゆう）などをして、「少欲知足（しょうよくちそく）の精神を忘れ」「腐敗堕落（ふはいだらく）の元凶（げんきょう）」となっているかのように悪宣伝（あくせんでん）をしていますが、これらはすべて池田創価学会の怨念（おんねん）からくる悪口（わるくち）にすぎません。
　日蓮大聖人は、『曾谷（そや）殿御返事』に、 　「但（ただ）正直にして少欲知足たらん僧こそ、真実の僧なるべけれ」（御書１０３９頁） と仰せられ、『佐渡（さど）御書』に、 　「今我等（われら）が出家して袈裟（けさ）をかけ懶惰懈怠（らんだけだい）なるは、是仏在世（これほとけざいせ）の六師外道（ろくしげどう）が弟子なりと仏記（しる）し給（たま）へり」（御書５８１頁） と御教示されています。また、日興上人は『遺誡置文（ゆいかいおきもん）』に、 　「先師（せんし）の如（ごと）く予（よ）が化儀（けぎ）も聖僧（せいそう）たるべし」（御書１８８５頁） と教誡（きょうかい）されています。
　日蓮大聖人の仏法と御精神の一切（いっさい）を、御一身（いっしん）に受（う）けられた日顕上人が、これら宗祖大聖人の御教示（きょうじ）や日興上人の御遺誡を忘れ、「腐敗堕落の元凶」になるはずがないではありませんか。
　日顕上人は、一宗を統率（とうそつ）するお立場から、毎朝の丑寅（うしとら）勤行はもちろんのこと、御開扉（ごかいひ）、各種の法要や講習会での御講義、さらには宗門と総本山の維持（いじ）運営のための御配慮（はいりょ）や御指南（しなん）など、休む間（ま）もなく御法務（ほうむ）に専念（せんねん）されておられます。このことは宗門僧侶の誰もが等しく存じ上げるところであり、深く尊敬（そんけい）申し上げるところなのです。
　このように衆生救済（きゅうさい）と正法興隆（こうりゅう）に心血（しんけつ）を注（そそ）がれる御法主日顕上人猊下（げいか）を貶（おとし）めるために、手段（しゅだん）を選ばず、盗聴（とうちょう）や隠（かく）し撮（ど）り、写真偽造（ぎぞう）まで平気で行（おこな）う池田大作及（およ）び創価学会こそ、社会悪（しゃかいあく）そのものであり、「腐敗の元凶」というべきです。