四、親は創価学会員だが、自分は信心する気はない




　信仰心がないことは、決してほめられることではありませんが、あなたが邪宗教（じゃしゅうきょう）となった創価学会に深入（ふかい）りしなかったことは幸運（こううん）だったといえます。
　しかし、正しい信仰を持たなければ、決して幸せな人生は築（きず）けません。
　日蓮大聖人は『聖愚問答抄（しょうぐもんどうしょう）』に、 　「恩（おん）を捨（す）てゝ無為（むい）に入（い）るは真実に恩を報（ほう）ずる者」（御書４０１頁） と『清信士度人経（しょうしんじどにんぎょう）』の文を引用（いんよう）されています。この経文のとおり、恩恵（おんけい）を受けた親の意志（いし）に反してでも、正しい仏法の道に入ることが、真実の報恩（ほうおん）になるのです。
　創価学会に誑惑（おうわく）されている親を救（すく）うためにも、まずあなたが学会を脱会して、日蓮正宗の正しい仏法に帰依（きえ）することが大切です。そのうえで親を折伏（しゃくぶく）して、家族そろって大御本尊の功徳（くどく）に浴（よく）し、本当の幸せを築いてください。