五、池田大作がきらいだから学会活動に参加したくない




　仏法のみならず、何事（なにごと）においても、個人の感情（かんじょう）や好ききらいで物事を決めることは決して正しい判断とはいえません。しかしここで、あなたが池田大作を「きらいだ」というのは、単なる感情だけではないと思います。
　事実、池田大作は、自分の野心（やしん）のために会員を利用し、会員から集めた寄付金（きふきん）で勲章（くんしょう）や称号（しょうごう）をあさり、世界の指導者（しどうしゃ）を気取（きど）る一方で、怨念（おんねん）と憎悪（ぞうお）をもって正法を破壊（はかい）しょうとする大慢心（まんしん）の持ち主（ぬし）なのです。よって、あなたが池田をきらう感覚はむしろ当然といえます。
　日蓮大聖人は、 　「邪悪（じゃあく）の師（し）を遠離（おんり）し、正善（しょうぜん）の師に親近（しんごん）すべきなり」（最蓮房（さいれんぼう）御返事　御書５８５頁） と仰せられ、邪悪の師から遠（とお）ざかり、正しい仏法を説く正善の師に師事（しじ）するよう御教示されています。
　今あなたにとって大切なことは、「邪悪の師」である池田大作を捨（す）てて、「正善の師」である御法主上人猊下（げいか）の御指南のもとに、日蓮正宗の信徒として信心修行に邁進（まいしん）することなのです。