六、創価学会本部の職員なので脱会できない





　あなたは何（なん）のために入信し、本部職員（しょくいん）になったのですか。初めから生活の糧（かて）を得（う）るために、本部職員になったのではなかったはずです。正法興隆（こうりゅう）・広宣流布という高い志（こころざし）をもって、本部職員になったのではありませんか。
　真実の正法は富士大石寺にまします本門戒壇（かいだん）の大御本尊と、宗祖大聖人以来の血脈（けちみゃく）の仏法以外にはありません。また、真の広宣流布とは、日蓮正宗の教義を弘めること以外にありません。
　創価学会の本部に勤務する職員は、今まで、自分たちがもっとも忌（い）みきらってきた邪宗教団（じゃしゅうきょうだん）の職員になっているのであり、池田大作の正法破壊（はかい）行為の手伝いを職業としているのですから、本部職員の罪業（ざいごう）は一般会員の比（ひ）ではありません。
　本部職員が脱会すれば職を失うことになるでしょうが、いかなる困難（こんなん）をも乗り越える覚悟（かくご）で、日蓮正宗の信徒として信仰に励（はげ）むとき、必ず大御本尊の大利益に浴（よく）し、諸天善神（しょてんぜんじん）の加護（かご）があることを確信すべきです。
　宗祖日蓮大聖人は、数多くの迫害（はくがい）のなか、身命（しんみょう）を捨（す）てて正法流布に尽（つ）くされました。この尊い大聖人の御精神を、一分（いちぶん）なりともあなたがもっているならば、いつまでも大謗法（ほうぼう）の創価学会に身を置いて、謗法与同（よどう）の生活を続けるべきではありません。
　日蓮大聖人は、 　「我等現（われらげん）には此（こ）の大難（だいなん）に値（あ）ふとも後生（ごしょう）は仏になりなん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（聖人御難事（しょうにんごなんじ）　御書１３９７頁） と励（はげ）まされています。
　一日も早く、勇気をもって正法受持の第一歩を踏（ふ）み出してください。