九、家庭を顧（かえり）みない学会員の姿を見ると活動する気になれない




　創価学会は、選挙（せんきょ）活動や新聞・書籍の啓蒙（けいもう）などに絶（た）え間（ま）なく会員をかり立て、物事の道理や善悪（ぜんあく）について考える余裕（よゆう）をあたえません。
　これは創価学会が、自（みずか）らの誤（あやま）りと欺瞞（ぎまん）体質を会員の目から覆（おお）い隠（かく）すための手口なのです。
　この手口にのせられて、学会活動に没頭（ぼっとう）する会員は、家庭を顧（かえり）みることができず、その家庭には、子供の非行（ひこう）や家庭不和（ふわ）などのさまざまな悩（なや）みが生じているのです。
　このような事実は、創価学会の組織維持（いじ）と勢力拡大（せいりょくかくだい）のために、会員が利用され、犠牲（ぎせい）になっている姿というべきです。
　現在、創価学会は謗法（ほうぼう）の集団と化（か）しており、会員が一生懸命（けんめい）に学会活動をしてもまったく功徳はなく、罪障（ざいしょう）を積（つ）むだけです。
　他人の姿を見て自分の行動を決めるということは、必ずしも正しい方法ではありませんが、こと創価学会に関しては、会員の異常（いじょう）な姿に同調（どうちょう）しなかったあなたの判断は間違っていません。
　日蓮正宗法華講（ほっけこう）においても、広宣流布（こうせんるふ）のため、正法興隆（しょうぼうこうりゅう）のために、寺院参詣（さんけい）や家庭訪問、折伏（しゃくぶく）などの信心活動は当然行（おこな）っています。しかし宗門では法華講員に対して、家庭を崩壊（ほうかい）させたり、周囲からひんしゅくを買うような活動は厳（げん）に慎（つつし）み、妙法の信仰者として、社会の模範（もはん）となるよう指導しています。
　あなたは、「学会の活動に参加しない」という消極（しょうきょく）的な態度（たいど）にとどまらず、もう一歩進んで、創価学会を脱会して法華講員となり、正法の信仰に励（はげ）むべきです。